FPを色々な視点から区分して、それぞれのメリットとデメリットを整理してみました。
CFP資格保有or未保有
メリット | デメリット | |
CFP 保有 |
FPという仕事に真摯に取り組んでいる可能性が高い 幅広い知識を持っている可能性が高い |
知識の更新を怠っていると、FP3級レベルの人も居る |
CFP 非保有 |
- | お客様本位の提案をしたいのであれば、資格を取らない理由がありません… |
ワンポイントアドバイス
CFP資格は、一般的に知名度が低い資格ですが、FPにとって、取らない理由が無い資格です。相談者にとっても、わざわざCFP以外のFPに相談する理由は殆ど無いと言えるでしょう。
CFP資格は、一般的に知名度が低い資格ですが、FPにとって、取らない理由が無い資格です。相談者にとっても、わざわざCFP以外のFPに相談する理由は殆ど無いと言えるでしょう。
販売系と非販売系
メリット | デメリット | |
販売系 | 個別の商品に詳しい 相談料は無料の場合が多い 良心的な人なら、非販売系と同等かそれ以上の助言が得られる |
金融商品を売らない選択肢を提示しにくい |
非販売系 | 公正・中立で客観的なアドバイスがしやすい 金融商品を購入しない選択肢を積極的に提供できる |
相談料(提案書作成料)がかかる 一般的に、販売系FPより個別の商品の知識が劣る 提携先に取り次いでバックマージンを得るFPも存在する |
ワンポイントアドバイス
FPと相談者との間に利益相反関係が有るのか無いのかは、気をつけるべきポイントです。
しかし、販売系FPにもメリットは多く、保険や不動産の様な大きな買い物をする場合、両方のFPの意見を聞いてみる事をお勧めします。
FPと相談者との間に利益相反関係が有るのか無いのかは、気をつけるべきポイントです。
しかし、販売系FPにもメリットは多く、保険や不動産の様な大きな買い物をする場合、両方のFPの意見を聞いてみる事をお勧めします。
無料相談と有料相談
メリット | デメリット | |
無料相談 | コストがかからない ある程度の知識があれば参考になる |
主催者や相談員によっては、何かの購入に誘導される(中立でない場合がある) |
有料相談 | フェアで責任のある提案を受けられる可能性が高い | 相談でお金を取って、その後何かを売りつけるFPも居る 有料だからと言って、そのFPが優れている保証はない |
ワンポイントアドバイス
無料の場合、「そのコストはどこで回収しているのか?」という視点を持つ事が、損をしない為の大前提です。
また、安すぎる相談料も疑うべきです。きちんとライフプランを作って研修に投資をすると、相談員1人当たりの1ヵ月のお客様は10~15人です。つまり、1ヵ月のお客様が10人だとすると、相談料×10がそのFPの収入となります。そこから、税金・研修費・事務所経費・人件費等を引いて、生活が成り立ちそうにないのであれば、常識的に考えて何か理由があるはずです。
無料の場合、「そのコストはどこで回収しているのか?」という視点を持つ事が、損をしない為の大前提です。
また、安すぎる相談料も疑うべきです。きちんとライフプランを作って研修に投資をすると、相談員1人当たりの1ヵ月のお客様は10~15人です。つまり、1ヵ月のお客様が10人だとすると、相談料×10がそのFPの収入となります。そこから、税金・研修費・事務所経費・人件費等を引いて、生活が成り立ちそうにないのであれば、常識的に考えて何か理由があるはずです。