香川県高松市のFP相談・資格取得は、東条ファイナンシャルプランナーズ(FP)オフィスまで

非販売系のFP事務所

  営業時間
  日・月・水~土:9:00~20:00
  火曜日:定休日
 TEL:090-1578-3149

6つの係数の覚え方

引用元「お金の寺子屋
 6つの係数は、FPの勉強をした多くの人が初めに躓く論点です。
 論点は非常にシンプルで、元となる金額に係数をかけるだけなのですが、係数の使い分けが厄介です。

 6つの係数の問題は、係数の意味を覚えて、使う係数を選べてなくてはいけません。
 ただ、以下のテクニックを使えば、4つの手順で係数は完璧に理解する事ができます。

<手順1>3つのグループに分ける
 係数は、運用方法により、一括型・積立型・取り崩し型の3つのグループに分けることができます。
  • 一括型:一度まとまった金額を預けて複利運用する方法
  • 積立型:複利運用しながら一定金額ずつ積み立てる方法
  • 取崩型:複利運用しながら一定金額ずつ取り崩す方法

6つの係数の図解1

<手順2>現在の金額を求める係数には「げん」という音がある
 係数を3つのグループに分けたら、後は現在の金額を求めるのか将来の金額を求めるかだけです。
 ここで使える便利な覚え方として、「げん」という音がある係数は、全て現在の金額を求めるものだと覚えてください。
 つまり、現価係数・減債基金係数・年金現価係数は、現在の金額を求める為のものです。

<手順3>現価係数と終価係数は一括型
 現価係数と終価係数は、まとまった金額を預けて複利運用する時に使う係数です。
 運用方法も名前もシンプルですから、これは迷わないはず。6つの係数は、実質4つの係数を覚えるだけです。
6つの係数の図解2

<手順4>年金○○係数は、1より大きい
 現在価値を求める係数には「げん」の音がある事(第1法則)に加えて、年金○○係数は1より大きい事(第2法則)さえ分かっていれば、係数の論点は怖くありません。

 まず、積立型と取崩型について、第1法則より、それぞれの現在価値を求める時に、どちらかに減債基金係数を、もう片方に年金現価係数を使う事になります。
  • 毎年の積立額<将来のまとまった額
  • 現在の取崩原資>将来の取崩額
ですから、第2法則より年金現価係数は取崩型の現在価値を求める事が分かり、消去法により減債基金係数は積立型の現在価値を求めるという事が分かります。
6つの係数の図解3

 また、積立型と取崩型について、それぞれの将来価値を求める時に、どちらかに年金終価係数を、もう片方に資本回収係数を使う事になりますが、第2法則より年金終価係数は積立型の将来価値を求める事が分かり、消去法により資本回収係数は取崩型の将来価値を求めるという事が分かります。
6つの係数の図解4



↓↓こちらの記事も併せてどうぞ↓↓
「6つの係数の覚え方を中学生でも解けるように解説してみました」
手順を追って解けるように解説した改良版の記事です。


☆新サービス☆
FP試験の受験生応援サイト
お金の寺子屋」オープン!!

FP試験合格に合格するためのコンテンツが盛りだくさん。
全コンテンツ無料で利用できます。


↓↓その他のWeb無料講座はこちら↓↓
Web無料講座